このたび2021年5月に堺市西区の鳳におきまして腎泌尿器科クリニックを開院させて頂くこととなりました
木内 利郎(きのうち としろう)と申します。
当クリニックはJR阪和線「鳳」駅東口より徒歩約7分にあり、鳳公園をはさんですぐ南側にはアリオ鳳(大型ショッピングセンター)がございます。
私は2006年に大阪大学医学部を卒業後、15年間にわたり大阪大学関連施設の様々な基幹病院で腎泌尿器科疾患全般の専門的な治療に携わらせて頂きました。
特に泌尿器がんについては大阪大学大学院時代を含め、基礎的・臨床的な研究も行ってまいりました。
2018年からの3年間は堺市立総合医療センターに勤務し、数多くの外来・入院診療、手術を担当させていただきました。
今後も地域の皆様にとって少しでもお役に立てるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
院長 木内 利郎
泌尿器科と聞くと、もしかするとマイナーな病気の印象をお持ちになる方もおられるかもしれません。実際、日本の全医師の中で泌尿器科医はたった2%程度しかおりませんが、日々の診療の中で実感することは、人生100年時代を前にして多くの人が泌尿器科疾患と無関係ではいられないということです。
前立腺肥大症や過活動膀胱といった排尿トラブル、腎盂腎炎や膀胱炎といった尿路感染症、尿路結石などを罹患される方は非常に多く、女性の患者さんも決して少なくありません。
また高齢化に伴い、前立腺がんや膀胱がんなどの泌尿器悪性疾患の患者さんも非常に多くなっております。特に前立腺がんは急増しており2015年には胃がんや肺がんを抜いて、罹患数では男性の1位になりました。
これまで勤務してきた基幹病院の泌尿器科の外来は患者さんが非常に多く混雑していましたが、大きな原因として、泌尿器科の専門的検査・治療が受けられるクリニックがまだまだ少なく、病診連携が取りづらいことが挙げられます。
当院では、手術や点滴の抗がん剤治療などの入院を要するような一部の治療・検査を除き、基幹病院と同等の質の診療を行っていくとともに、基幹病院と連携を密にし、より高度な検査や治療が望ましい患者さんは速やかに紹介させていただきます。逆に基幹病院で手術や治療を受けられた後のフォローについてご紹介いただいた場合は、病院と同等のフォローが可能ですのでご安心ください。現代において基幹病院での外来待ち時間の短縮化、勤務医の負担軽減は急務であり、当院がその一助となることができれば幸いです。
私自身、人と話すことが好きで、いつも患者さんにわかりやすく説明することを心がけておりますので、身近な専門医として何なりとご相談ください。
院長 木内 利郎
〒593-8325
大阪府堺市西区鳳南町3-218-1-101
TEL 072-260-5050
JR阪和線「鳳」駅東口より徒歩約7分
JR阪和線「富木」駅東口より徒歩約12分
10台(うち車いす用1台)
約20台